眞壁明吉良の一日

うどんを科学する

恩師との再会

茨城県にいる高校の恩師と再会した。私は高校時代、化学をまったく勉強せず、高校三年生の2学期くらいまで中学生の知識のまま、元素記号はもちろん、化学式もまったく覚えていなかった。どうせ本を見れば分かることを何故丸暗記しなければならないのか?、すべてにさめて、何のために?、勉強を、社会をクールに眺めていた。真実とは何かをいつも考えていた。化学をまったく放り投げ、とうとう高校の2学期を迎えた。先生とはその時に出会い、先生の家へ化学を教わりに行った。吐く息が白くなった秋で、先生の家にあるストーブと温かい先生の笑顔が印象にある。「化学製品、薬品はベンゼン、トルエン、キシレンから合成され、それらは原油から得られる」、その先生の一言で化学を学ぶ目的が初めて分かった。一心不乱に元素記号、化学式、反応を覚え、三年間で学ぶ内容を2ヶ月でマスターした。大学受験の化学は点数が取れたが、他の教科で解答用紙を間違え、大失点、理系では才能が無いと判断し、得意の英語を活かし、国公立の経済学部を受験しようと準備をしていた時、先生に「あなたの英語の強さは必ず理系に進んだ時に強みとして生きてくる。私の母校へ進みなさい。」。秋田大学鉱山学部燃料化学科へ進学、先生から学んだ化学の知識をさらに実験、講義を通じて確かなものとする学びを素晴らしい恩師達から教授された。先生との出逢いがなければ、銀行等に入行し、科学とは無縁な人生を送っていただろう。今まで一度も不安になったことはない。また、未来に光を失ったことはない。しかし、高3の秋に、先生の家に通った時に吐いた白い息、暖かいストーブ、温かい先生の笑顔をいつも思い出す。 先生に連絡を取ると、足が思うように動かなくなり、自由には移動出来なくなったという。それでは私がお邪魔しますと、眞壁屋のうどんと、水戸 駿河屋さんの絶品天ぷらを手土産にひたちなか市のご自宅へお伺いした。懐かしい声、昔と変わらない温かい笑顔、先生の顔を見ると、接すると安心する高校生の頃の気持ちが甦ってきた。学会発表、特許、論文の創造、海外留学、学会の論文賞受賞、講義、講演、ラジオ番組、テレビ番組出演を通じて化学、科学を通じて、世のため、人のために生きられる道を与えて頂いたのは先生のお蔭である。お会い出来る限り、時間を作り、お会いしたい!今までお世話になった恩師達、お世話になった方々が沢山いる。皆さんに少しずつでも恩返しをしていきたい!
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  1. 2015/06/27(土) 06:40:35|
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